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リダイプール・アンベードカル・チルドレン・スクールトップイメージ
現地レポート2006年2月

下層カースト出身の子供たちに教育の機会をリダイプール・ アンベードカル・ミッションについて


リダイプール
リダイプールの往来。道は狭く、舗装されておらず、バンと呼ばれる自転車に荷台をつけたものが、主な交通手段であり物流手段である。
英国統治時代は東インド会社の拠点として栄え、市内の至る所に当時を偲ばせる歴史的建造物を数多く抱える、西ベンガル州の首都コルカタ(カルカッタ)。その北東約25Kmに、リダイプールという小さな街があり、そこにリダイプール・アンベードカル・ミッションという、地域のためのボランティア団体があります。

このミッションは、リダイプールの有志が1991年に設立し、ほとんどの住民が下層カースト出身者であるこの地域で、下層カースト出身者の社会的機会の機会均等化のために、子供と地域の活性化のための活動を行っています。学校以外には、病院の建設や、河川が氾濫した際の補助基金、教育資金の提供などの地域慈善活動を行っています。

ICEFAは活動の一環として、リダイプール・アンベードカル・ミッションに協力し、そのプロジェクトの一部に資金援助などの協力をしています。

アンベードカル氏の遺志
世界に広く知られる通り、インドには、ヒンズー教を通して深く根付いたカーストという階層制度があります。現代では法律上は廃止されてはいるものの、カーストが日常生活へ及ぼす影響は決して少なくなく、現在でも「下層カースト出身者」はたとえ才能があってもそれをのばす機会を与えられることなく社会に埋もれてしまうことがまだまだ多いそうです。
アンベードカル
アンベードカル博士の著書や伝記。
これらはすべてベンガル語バージョン。
リダイプール・アンベードカル・ミッションの「アンベードカル」は、カースト制の最下層に位置付けられている「不可触民(Untouchables)」として生まれながら、カーストの「タブー」を次々と打ち破り、自ら執筆したインド憲法の制定によりにカーストを法的に撤廃した、ビームラーオ・ラームジー・アンベードカル博士の名前をとったものです。

博士は自身が下層カースト出身ですが、彼と同じような階層出身の人間にも上層の人間と同等の経済力と発言権をもたらすために奔走し、常に階層の完全撤廃を目指した政治家です。リダイプール・アンベードカル・ミッションも同様の目標に向けて活動しています。

インドの教育状況
会長と副会長
下層カースト出身者の子供たちが教育を受ける権利について穏やかに語る、リダイプール・アンベードカル・ミッションの会長、スクマール・ビスワス氏(右)と元会長のブーバン・モホン・サマダール氏(左)

インドの識字率は公式には65.4%(2001年国勢調査)と発表されていますが、リダイプールの属する西ベンガル州の識字率の推定は40%未満だそうです。また、インドには複数のローカル言語があり、西ベンガル州の日常語はベンガル語ですが、大都市圏や国内で共通して使われる英語やヒンズー語の知識も足りないため、大都市や州外での交流やコミュニケーションすらままならない状態です。

「教育は人間に与えられた権利である」という、日本人であれば当たり前の感覚が、まだ決して当たり前ではない国なのです。

学校の設立
竹組みの小屋
竹組みの小屋。ここから始まった。
そこで、リダイプール・アンベードカル・ミッションを設立した有志が自己資本から資金を集め、1991年にリダイプール市内に土地を購入、竹で組んだ小屋を建て、学校の基礎をつくりました。彼らの活動は次第に地域に認知されるようになり、当初ごく少人数で始まった学校も、いまでは200人を越える生徒を持つ学校にまで成長しました。

ICEFAはこのプロジェクトを中心に、リダイプール・アンベードカル・ミッションに協力・援助を行っています。





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リダイプール・アンベードカル・チルドレン・スクール
現地レポート 2006年2月
   
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